メイズトップページに戻ります ガガエイトにおけるサテライトスペース大学間共同活用


接続関係をイラスト化しています


●目的
 近年、大学が地域の歴史・文化・経済・産業と結びついた特色ある教育研究を展開し、地域の発展に貢献することが求められており、宮崎県内の大学でも様々な取組が行われつつある。これらの活動を進めていく上で、情報通信技術を活用し、大学間の連携・交流、大学と小中高等学校との交流、大学と県民との交流を推し進めることは大学の地域貢献活動の効率的な運用を図れると同時に、地域の住民にとっても得るものが大きいと思われる。
 しかしながら、ネットワークを使ったコミュニケーションを実現するには相互に通信可能な機器が必要なこと、またネットワークに関する技術的ハードルが高いこともあって、様々な組織間で交流を行うことは現状では困難な状況にある。
 そこで、教育機関や市民の集まる中心市街地をネットワークで結び、情報通信技術を利用したコミュニケーションの実証実験を行うことにより、地域の活性化や人材育成を図ることを目的とする。

●事業内容
大学間連携、教育機関の縦横連携、住民との交流を図るため、以下の事業を実施する。
  1. サテライトスペース(カリーノ8階ガガエイト)のIT基盤強化
    • 宮崎市の中心市街地活性化事業のコミュニティスペース である カリーノ8階ガガエイトを光ファイバーで宮崎情報ハイウェイ21に接続し、県内の高等教育機関(大学・高専)など宮崎情報ハイウェイ21に接続された組織とのネットワーク構築
    • 共同利用可能なTV会議システムの提供と、ガガエイト・大学間遠隔講義の実施やネットイベントの運用
    • 大型ディスプレイを設置し、TV会議、遠隔公開講座用モニタとして利用するほか、日常は電子掲示板システムとして大学の様々な情報(公開講座案内、研究紹介、学生募集情報等)を来場者に提供
  2. 初等中等教育機関への遠隔授業
    • 大学と高校、中学校、小学校とを結んだ遠隔授業の実施。今年度は、宮崎大学工学部と県立高校(特に工業系)とを結んだ授業を計画
    • インターネット、宮崎情報ハイウェイ21、学内LAN、教育ネットひむか等、複数ネットワーク間で高品質画像伝送を実現するための研究及び実証実験
  3. 既存のネットワークでテレビ会議システムの接続や設定を容易に行えるよう、利用指針書の作成や説明会を実施する。

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宮崎地域インターネット協議会